サイズ違いの皮靴がプレゼント

シリーズものの小説って
少しのもどかしさと期待が入り混じって
いい感じ

スパンが長いものはストーリーを忘れたり
登場人物さえ忘れてしまうことさえあるけれど
少しずつ記憶が再生していくことが
楽しい
そうそう、この語り口調
とか
この作家はこういう表現好むよなぁ
とか
昔と変わらない自分の感性に
不変の喜びと無成長の虚しさを感じる

とまることのない時間の流れの中で
どうしても他人に見られたくない
自分でも目を背けたくなるような瞬間がある

どうしても
不安が募ってどうしようもないくらいに
身体とこころを引っ掻きまわして
ズタボロになった自分を見つめなおす
そこから再生していく自分
それが楽しい

本を読む行為は自分の身体をズタボロにする行為だ
他人の表現や考えていることを
ただ紙面に印刷されていることを
なんの解説もなく受け入れなくてはならない
こんな暴挙があるのか
こんな理不尽がまかり通るのか
それでも
オレが本を読むことをやめないのは
たぶんズタボロになって
再生していく様がたまらなく大好物だからなんだろうなぁ
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by lastest | 2009-08-10 22:49