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二度と口なんて聞くもんかぁ

死ということは
死を迎える本人には何の自覚もない

病気であれ老衰であれ
いつの間にか意識を失う
そして身体が新陳代謝をやめるだけだ

この世の中にまだ意識をもっている人間が
その事実を受け止めざるをえない
死を迎える当人が死を意識せずに
他人のみがその死を意識する

なんかややこしいな
死ぬってやつぁねぇ

その死を意識した当人以外の人間が
悲しさや空しさや喪失感を感じても
死の当人にはなんの問題もない

ある種逃げと言えば逃げなんだろうなぁ
死という事象は


死んだ瞬間から後はそうなのだろうけれども
たとえば余命○○や交通事故の数秒後の間っていうのは
やっぱり走馬灯が走るのだろうかなぁ

死が身近に迫る瞬間
メメント・モリが迫る瞬間
経験するのはたった一度でいいかもしれないけれども
誰もが興味のあること
だから
世界の中心で、愛をさけぶ

余命一カ月の花嫁
がヒットするんだろうねぇ
他人の死に自分の死を少しだけ重ねてみる

それも
他人の死を意識するから悲しくなったりするんだろうなぁ
自分の死じゃないから客観的にみれるんだろうなぁ

by lastest | 2010-04-19 22:56