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MOTEL IN ENDSIDE

どんどん傷つけてくれ それでお前の気が済むなら
いつまでも色あせないよ オレの魂は燃え滾ったまま
独りのよるがこんなに待ちどうしく思ったことはないよ
誰のものだろうが関係ないよ
だって目の合う回数が増えてることはお前も気付いてるでしょう?
見当違いでもいい いつでも心臓は不細工に脈打つから
独りで己の身体傷つけながら ずっと月明かりを待ち続ける
一瞬でも 笑ってくれるときがあれば それでオレの世界は救われる
どうなるかなんてわかんないから
臆病でもちょっとは嫉妬してみてもいいじゃない
無言でただ空を漂ってみよう もう一生帰りたくない
帰ったって無駄なんだもん

狂おしいほどの嫉妬に心奪われて
チンケなメタファーに己の全てを隠される

一部の人間には最もなことだと感じるだろう
こんにちは、なんてちっぽけな空気の振動でまた心憂さぶられる

世界なんて変わらなくいい はずまなくていい
幸せに続く道はあの日に閉鎖してしまったから

なにもかも諦めたつもりでいた
それよりももっと大切なものがあった
それがなんなのかも気付こうとせず
なんとなく世界が汚染された気になっていた

受け止める勇気も必要だと
あの時には気付けなかった
でも気付いたいまでは遅すぎた

そろそろお迎えが着たみたい
気持ちのいい光に包まれながら
これから始まるきっと素敵なことに心躍らせていたんだ
確実に意識は遠ざかっていく

また夢でみたよ
混沌とした4次元絵画の奥の奥
決して地面に着くことはなく うたかたに浮かぶ椅子にふと妖艶を感じる

飲み込めずに吐き出した 廃棄物にも似た言葉にできないもの
嫌悪と最愛は全く逆のもの
ワインにおぼれながらハリセンボン残さずに飲み干す

リモコンの効かない悲しい恍惚感
今日はこれを箴言に目を閉じよう
いつか感じた幸いを思い浮かべながら
ヴィバルディのヴォリュームを下げます

by lastest | 2005-01-15 00:47