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もうすぐプロ

ツラいのは
まだあきらめてないから

書店でこんなタイトルの本を見つけた

んー
ニュアンスがわからない

そもそも
あきらめない
って言葉は
絶妙なバランスでなりたってると想う

二時間ドラマの船越英一郎のような
一歩間違えれば
堕ちてしまうような
そういう綱渡りな
雰囲気

にげる
ということは
とどまる
ことより
はるかに体力のいること
尚且つ
ひとはにげたがる

そんなことをいったのは
確か柳美里さんだったと想うけれども
確かにそうなのかもしれない

忘れたくても
忘れられないこと

あきらめたくても
あきらめられないこと

したくても
できないこと

例えば下半身不随のひとが
自らの足で全速力で走るのは
難しいし
コンピュータを所有していないのに
エロ動画を視聴することも
現代では難しい

でも
不随でも走ることへの希望は捨てきれないし
性欲は放っておいても溜まるものだ

にげる
ということが
あきらめる
ということには必ずしもならないのだろうけれども
走るために
視聴するために
その努力を惜しまないこと

必ずしも逃げないことにはならない
と想う

だったら
忘れよう
忘れよう
と考えることは
逃げ
になるのか

あきらめなくてもいいや
と放り投げることは
逃げ
じゃないのか

そういうニュアンスでいうと
ひとって
心理的な部分では
自分の理想から
自分を遠ざける
ような
そんな癖があるんじゃないのかなぁ


そうして自己憐憫に陥ることで
自分のなかのナルチシズムを
昇華させている
ような
そんな愚かな部分こそ
本当の人間味ってやつなのではなかろうか



はなしズレすぎ

by lastest | 2011-11-23 00:42