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ニセコに遠征いきたい

愛は建設的で
恋は破壊的で
あるもの

愛は自動で
恋は他動で
あるもの

対象が
絞れるか絞れないか
それだけの違いなのに

複数を愛することは
善意的好意ととられる
のに
複数に恋することは
浮気的嫌悪を抱かれる

愛は独りで生むことが出来るけど
恋は対象がいなくては生むことは難しい

愛という字には真心で
恋という字には下心
って唄ったのはサザンだったとおもう

なぜ
愛と恋は
こんなに対極に語られることが多いのだろう

建設的

破壊的

対極にあるもの

人生を建設的にするのが愛なら
己のなかの様々な概念を破壊するのが恋

概念が破壊されることが悪いことだとは想わないけれども
築きあげたものを
足元から崩されるのは
ものすごく恐ろしい

なんか
ざっくりいうと
嫉妬が関係しているような気がするなぁ

所謂
恋愛関係にあっても
婚姻関係にあっても
その相手に嫉妬を抱くのは

それでも恋は恋

ただ
嫉妬もしないような恋愛なんて
なんの意味ももたない

妬み続けて
燃えて疲れて
時にはそれが憎悪に変化する場合もある

それでも
その相手に対する感情が
いい意味でも
例えその過程がとても苦しいものでも
少しずつ人生に影響を与えていって
もっというと
与え合っていって
透明から
何か色を与えられる
それがたとえ
明るい色だろうと暗い色だろうと
それがその恋愛の色なのだろうなぁ

その色が気にいらないのであれば
見慣れるまで見続けるか
色を塗り替えてしまうか
別なキャンパスを購入するか
色を塗ることをやめてしまうか

それぞれの選択肢のなかに
自分にとって最良の方法があるのだろうなぁ
恋愛とは芸術なのだろうなぁ

なんか
ドイツの哲学者みたいになった

by lastest | 2012-01-16 23:49