暴力を振るうミジンコ

季節が巡れば巡るほど
愛おしくなるのはなぜだろう

桜色の春を見つめて
褐色の夏を眺めて
落ち着いた秋を迎えて
舞い落ちる冬を過ごした

優しい言葉

冷たい肌

愛おしい動き

憎らしい視線

全てが大切だった

全てが宝物だった



オレは
定期的に涙を流さないと
いけないみたい

理由はどうにせよ
涙を流さなければ
自分が壊れていることをわかっているから

心のコップが一杯になってしまえば
その涙は溢れてしまう

表面張力の力を信じるような
綱渡りはできない

泣く
という行為には
何度も
想っているし
何度も
触れている

そのたびに
オレは絶望して
それは
答えがでないから
ではなくて
わかりきっている答えが
何度も顔を出すから

つまり
その答えは
絶望
なんだ


泣く度に
絶望している

泣く
という行為は
オレの中で
ストレス発散であるのと同時に
自分を追い詰めてゆく行為でもある

泣く
という行為は
オレの中で
生きる原動力であるのと同時に
眠っている脱力を起す行為でもある

泣く
ことによって
オレの身体は浄化されて
そこに新しく濁々しい血液が流れ込む

結局
オレに何かの原動力が漲ることは
皆無なのだ
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by lastest | 2013-01-04 22:29