読書をしながらたった一人のあなたを探す

頭がよくなりたい

願っていた

しかし
あまりに頭がよいということも問題がある
と考えた

うれしい出来事
かなしい出来事
己が生きているうえで
様々な出来事が起きる

それをすべて鮮明に記憶するということは
大凡の人間には不可能であろう

しかし
これが完全に記憶として残り
一生鮮明なまま脳みその中心にあるとしたら

ゾッとする
うれしい記憶であれ
かなしい記憶であれ
段々と薄れていくから
あんた過去もあったなぁ
とか
懐かしいなぁ

済まされる
というか
助けられる
ことが多々ある
少なくともこの世の存在しているうちは

しかし
頭がよすぎる人間
つまり記憶力に長けている人間は
記憶を過去にすることができない

どんなにうれしい記憶であろうと
どんなにかなしい記憶であろうと
それらは
ずっと頭の中心にあって
遮ることのできないまま
生涯をすごしてゆくことになる

ひと時でも愛し合った幸福
愛するひとを失った喪失感
それらすべてを受け止めて生命を持続できるほど
人間は強い生き物ではないと考えている

きっと一生思い出してしまうであろう恋愛は
誰でもひとつやふたつ
もっているだろう

しかし
それは過去にできるから思い出せるのであって
忘れることなくずっと反芻するのであれば
それは懐かしさとはほど遠い位置にある

あの時は一生懸命だったな
とか
あのひとは元気だろうか
とか
あくまで過去にしているから
ゆったりと
自分のリズムで語れるのが想い出であって
強迫観念として
無理やり想い出に変えていくのは
かえって
心理的衛生面でよくない

だから
記憶力はよくないほうが
単純に生命を持続できていいのではないかと考えた
それがうまく生きる手段だ
それが全うに生きる手段だ




しかし
めっきり秋らしくなって
読書が楽しくなってきましたねぇ
読書をしながら
人間観察をするのが
楽しいです
いろいろな人間がいるんだなぁ

あぁ
人間の生命とはすばらしい
すべてが輝いてみえる


どう思うかね
みんな
書き込みしていておくれ
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by lastest | 2008-10-16 02:31